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環境保全活動

環境保全活動

海を通して環境について考える教室

次世代を担う子供たちに対し、環境の保全および海岸周辺の美化を啓発する活動として「海を通して環境について考える教室」を開催しています。海岸でパネルを用いて、わかりやすく自然環境の重要性を説きます。パネル説明の後には、海岸への漂着ゴミを集め、各々が拾った漂着ゴミがどこから流れてきたものかを考えることで、環境保全と海岸周辺の美化に対する意識を高めます。
幼年期から意識を持つことにより、一人ひとりの成長に伴う行動が変わります。小さな活動がやがて未来を変えていくとJ-PROは信じています。

海浜動植物保護の啓発

海岸への車両の乗り入れが動植物の生態系に影響を与えることをご存じですか? J-PROが活動エリアとする県立九十九里自然公園は、千葉県が全国に誇る景観のひとつです。ハマヒルガオなどの海浜植物が分布し、夏鳥として渡来するカモメ科の渡り鳥コアジサシが浜辺に巣をつくり、アカウミガメが産卵をします。
海岸への車両の乗り入れにより作られた轍は、卵からかえったアカウミガメの子供の海への経路を塞ぐ大きな障害物となるのです。このような理由から、千葉県では千葉県自然公園条例で海岸への車両乗り入れ規制を実施しています。J-PROではパンフレットを配布し、海岸利用者に注意を呼び掛けています。

海岸における危険個所の把握と報告

時に海岸には危険個所が存在します。海岸浸食による崩落個所、危険物となる漂着ゴミ(例えば、ガスボンベや大型電化製品…etc)、潮風により腐食破損した看板の金属など、思わぬ事故につながる危険個所や危険物が出現するのです。
J-PROは日々のパトロールを通じて、これらの危険個所・危険物・不法投棄物の把握と応急的な措置を行うとともに役場への報告をしています。また、それらの危険個所・危険物への注意を海岸利用者に対して促しています。

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